スタッフブログ

2011.10.07

『 東京港の渋滞問題!  』

毎度、中山さんです。   東京港の渋滞問題は昔からあったが、 年々ひどくなる一方。 トレーラー乗務員の拘束時間が長く、 運賃値下げ問題、燃料高騰と問題と多く、 乗務員がこの業界から離れていっている。   昨年から特に大井5号がひどく、 各社仕事量を調整しても労働時間の短縮が難しく、 会社存続の危機を感じている社長も多いはず。   最近は大井5号より目立っているのが、 青海搬出のトレーラー車列がひどい。 大井5号の問題が改善された訳ではないが、 青海の渋滞がひどく、深夜にまでおよぶ為に目立たなくなっている。   大井の渋滞は日付が変わる事は少ないが、 青海の場合、ちょいちょいある。 (私の知る限りで、最長は大井三菱CY AM3:30 これが一番おそいかな・・・?)   先日、10/4 上組さんの順番取りで中防に出動。 中防の風車があるともろが最後尾。 こんなところまで、車列が伸びているのだ。     車列についた後、1時間以上まったく動かなかった。     私自身ここまで来たのは初めて・・・     これは日付が変わるな・・・ 覚悟していたが、本船荷役が終わったのか一気に流れ出した。   上組さんだけじゃないが、各ターミナルはなんとかならないのか? 乗務員・事務員・ターミナルで作業に当たっている者、全て関係各位がヘトヘト、 みんな被害者。 お上が動かないとどうしようもない・・・     これは、A-1・A-2の待機場所。 深夜でも待機場所は満車。 ここに入りきれない車がライナーレーンに満タン。 ライナーレーンに入りきれない車が、一般道路にでて渋滞を巻き起こし、 更なる渋滞が発生する。 まさに、負の連鎖。     これだけ一般道を使って渋滞を巻き起こす。 東京港はターミナルに対してコンテナ扱い量が多く、 コンテナの置場が少ないため本船作業に時間がかかる。 そもそも、本船作業優先が納得行かない。 同時進行ならまだしも、完全に優先。 ( 一般外来作業が無い時間に本船をすればいいじゃん。 ) 置場が無い = 場所を作れ = 一般外来を優先してターミナルのコンテナを出す = スペース確保     一般のトレーラーは、船社にとって大切なお客様の貨物を、 お客様から依頼され輸送する代理人。 どこの商売にお客を待たせる商売があるのだろうか?   混雑のため、コンテナが搬出できない問題が発生して起こられるのは我々ドレイ会社。 本来ペナルティーが発生するのでは・・・ 深夜の乗務員待機料を請求するなど一部で話は出始めたが・・・ だれか知恵と力を貸してくれ。         p.s 先日、同業他社のトレーラーが、 大井2号内でトレーラーが吊り上げられる事故が発生した。 フロント左(助手席側)ツイストロックが引っかかり約1m吊り上げられ、 そこから落下。 乗務員は命に別状が無かった。 乗務員各位はツイストロックの確認を徹底すべし。 ターミナル側のテナーオペレーターは安全確認してますか? 通常ロックして、少し引上げて確認してから、 さらにコンテナを引上げるのだが・・・・ なんでこのような事故が発生したのか?   昔から、ターミナル内の事故は、 『外来ドレイ業者が100%悪い。ターミナル側は責任なし。』と、 私も教育を受けてきましたが、 このような悪しき風習も、 何とかならないのでしょうか・・・ 港湾が強すぎですよ。             baibaikin