令和7年7月度 安全運転教育指導会議
大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催
■貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
平成13年8月20日国土交通省告示第1366号 年間を通して行う安全運転教育12項目のⅣを実施!
正しい積載を行い、 安全運行を遂行しよう!
(1) 偏荷重(へんかじゅう)は事故リスクとなるので注意する。
(2) 軸重に関する規定を守り、適切な重量配分をする。
(3) 長さ・幅・高さなどの積載のルールを守る。
(4) 適正な積み付けと効果的な固縛を実践する。
(5) 余裕をもった、荷物にやさしい運転を行う。
(6) 運行の途中で固縛の状態を点検することも必要である。
偏荷重の危険性を意識しよう!
★偏荷重が生じると、車両の安定性を損ない事故の要因になる。
★積荷の重心が偏らないように積み付け、必要十分な固縛を行う。
★運行中に荷崩れによる偏荷重を生じさせないよう注意する。
偏荷重を防止する
トラックに偏荷重(積荷が前後左右のいずれかに偏った状態)が生じると、車両の安定性を損ない、事故の要因になります。
偏荷重は積み付けや固縛が適正でないために生じることがあります。積み込みの際には、積荷全体の重心の位置が前後・左右ともに荷台の中心になるように積み付けるようにしましょう。そして、必要十分な固縛を行ってください。
積荷が積み付け・固縛に対する外装強度を持っていない場合は、型崩れによる荷崩れを起こす場合があるので注意してください。また、急ブレーキやカーブでのスピード超過など、運転面で積荷への負荷がかかると荷崩れなどにより
偏荷重が生じます。荷物にやさしい運転を行いましょう。
軸重・輪荷重に関する規定
★基本は軸重10トン以下/輪荷重5トン以下。
★重量貨物の積載時には集中荷重・偏心荷重にならないように注意する。
軸重・輪荷重の規定を遵守する
トラックは、法令に基づいて車軸や車輪にかかる重さ(軸重・輪荷重) についての規定が定められていま
す。運行に際しては、これらの規定を遵守し、軸重・輪荷重の超過を犯さないように注意しましょう。
軸重・輪荷重の規定:軸重(1本の車軸にかかる重さ)は10トンを超えてはならず、輪荷重
(1つの車輪にかかる重さ)は5トンを超えてはならない。
特例8車種のセミトレーラ連結車の場合:2軸トラクタ部分の駆動軸重が 11.5トンを超えては
ならず、輪荷重は 5.75トンを超えてはならない。
総合重心位置などを考慮して重量配分をする
特に重量貨物を積載する際には、 最大積載量内であっても、集中荷重・ 偏心荷重になりが
ちです。場合によっては軸重・輪荷重の違反になるので注意が必要です。積み付けにあ
たっては、積荷全体の総合重心位置などを十分考慮して重量配分をするようにし、軸重・
輪荷重が適正な状態になるようにしましょう。
積載のルールを守ろう!
★長さ・幅・高さの積載制限を守る。
★制限を超えた積載には出発地の警察署長の許可が必要。
長さ・幅・高さのルールをしっかり守る
積載制限として、長さ・幅・高さについて、積載のルールが規定されています。安全な運行を
行うためにも、 これを守って運行しましょう。
長さ: 自動車の長さの1.2倍以下、かつ車体前後から自動車の長さの1/10を超えてはみ出さ
ないこと。
幅: 自動車の幅の1.2倍以下、かつ車体左右から自動車の幅の1/10を超えてはみ出さないこと。
高さ:地上から3.8m以下。
積載制限を超えた積載を行う場合は許可を受ける
積載物が分割できない等の理由のために、積載制限を超えた積載を行う場合は、出発地
の警察署長の許可を得て、 次の条件を遵守する必要があります。
①荷物の見えやすいところに次のものをつける
昼間:0.3㎡以上の赤色の布
夜間:赤色の灯火または赤色の反射器
②車両前面の見やすい所に許可証を掲示する
(出発地の警察署長の許可を得る)
③その他、道路における危険防止上の必要事項を遵守する
荷物にやさしい運転をしよう!
★ゆっくり慎重にハンドル操作を行う。
★余裕をもった運転で、急ブレーキはかけない。
ハンドル操作は“ゆっくり”
〇ハンドルはゆっくりと切るようにしましょう。
〇「積載時」「空車時」「荷物の重心が後方にある場合」など、状態に合わせて慎重なハンドル
操作をしましょう。
〇車線を変更する際にも、ハンドルは大きく切らないようにしましょう。
〇高速道路走行中はスピードが出ているので、大きくハンドルの切り返しをしないよう注意
しましょう。
急ブレーキはかけない
〇急ハンドルや急ブレーキなどを行わないようにしましょう。
〇そのために、先を予測して、余裕のある運転を行いましょう。
〇雨天時の急ブレーキは、スピンしやすくなります。また、空車時の急ブレーキは後輪が
ロックしやすく、制動距離が長くなります。雨天時、空車時の急ブレーキは禁物です。
固縛の点検を習慣にしよう!
★高速道路では2時間を目安に固縛を点検。
★一般道路では4時間を目安に固縛を点検。
★「おかしい」と感じたら停止して確認する。
定期的に固縛を点検する
積み込みの時にしっかり固縛を行っても、走行中の振動や横揺れなどで固縛がゆるんで
しまうことがあります。そのため、固縛の状態を定期的に点検することが大切です。
【高速道路】2時間を目安にパーキン
グエリアなどで車を停め、固縛状態を点検する。
【一般道路】4時間を目安に安全な場所で車を停め、固縛状態を点検する。
荷崩れを起こす前に確認
走行中に、積荷の状態や固縛について「おかしい」と感じたら、すぐに安全な場所に停止して
確認しましょう。 「おかしい」と感じながらそのまま運転し続け、荷崩れなどを起こしてしまった
ら、荷物を破損させてしまいかねません。また、偏荷重になり、事故の要因になります。
「大丈夫だろう」と考えず、「固縛がゆるんでいるかもしれない」と考えましょう。
実践しよう! 仕事と職場の安全衛生〔4〕
熱中症のメカニズムを知ろう!
体温上昇を抑える働き方を実践する
暑い環境下で、長時間の作業を行ったりすると体温が上昇します。
それに対して、人間の体は自然に、 「発汗反応」や「皮膚血管拡張反応」によって体温を下
げようとします。この時、体温上昇を抑える働き方(右記、対応のポイントを参照)をするこ
とで、熱中症を起こさない、あるいは起きても軽く済むようにすることが大事です。
《対応のポイント》
①定期的に涼しい場所(エアコンの効いた部屋、風通しの良い日陰など)で休憩する
②定期的に水分と塩分を摂取する
初期の症状が出た場合は即座に対応する
前述の体温を下げようとする働きのうち、「皮膚血管拡張反応」は脳に血液が行きにくくする作用をするため、めまいや立ちくらみといった「熱失神」が発生することがあります。
また、「発汗反応」によって水分・塩分が失われる中で、水分の補給はするものの、塩分の補給をしない(あるいは不十分である)と、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)などの「熱痙攣(けいれん)」が発生することがあります。
これらは熱中症の初期の症状(1 度、軽症)であり、この段階で即座に対応をすれば、多くの
場合は重篤化せずに回復することができます。
《対応のポイント》
① 涼しい場所で回復するまで休む
②水分と塩分(通常より多め)を摂取する。
5S活動
整理 整頓 清掃 清潔 躾
トラックドライバーの5Sを意識しよう!
〇整理: いらないものを捨てる(特にキャビン内)
〇整頓:必要なものを決めた場所に置く
〇清掃:トラックの内外の清掃を行う
〇清潔:トラックと自分自身を衛生的に保つ
〇躾: 日常点検など決まり事を確実に実践する
★定期的に洗車する
★職場の5Sも実践する
7月の危険予知トレーニング
交差点事故の防止に努めよう!
〇ブレーキペダルに足を置き危険に備える
〇交差点進入前に安全確認をする
〇右左折時に横断歩道手前で徐行あるいは一時停止で安全確認を行
〇適切な軌道で右折/左折する
〇常に危険予測を行いつつ運転する
★イエローストップを徹底する(あわてて右左折しない)
★死角があることを常に意識する
熱中症対策を徹底しよう!
〇こまめに水分補給を行う
〇塩分補給も適度に行う
〇エアコンを上手に使用する
〇休憩時間は涼しい場所で休む
〇頭・首・脇を冷やす
★夏風邪予防など体調管理に努める
★十分な睡眠をとり疲労回復を図る
baibaikin
このたび、弊社代表取締役 下川 が、
永年にわたる陸運業界への貢献とその功績が認められ、
「陸運及び観光関係功労者 関東運輸局長表彰」を受賞いたしました。
本表彰は、陸運及び観光分野の健全な発展に寄与した功労者に贈られるものであり、
業界の発展と社会貢献に努めてきた姿勢が評価されたものです。
また、この受賞を聞きつけたご関係の社長様より、
お祝いとして立派な胡蝶蘭をお贈りいただきました。
心温まるご厚意に、心より感謝申し上げます。
今後も社員一同、より一層の努力を重ね、信頼される物流企業として社会に貢献してまいります。
baibaikin
熱中症対策として塩分チャージタブレットを支給
これからの季節、気温や湿度の上昇に伴い、熱中症のリスクが高まります。
当社では、従業員の健康と安全を守るための取り組みの一環として、「塩分チャージタブレット」の配布を開始しました。
運転業務に従事する皆さんが、こまめな水分・塩分補給を意識し、体調を崩さぬようサポートしてまいります。
今後も、安全・安心な職場環境づくりに努めてまいります。
baibaikin
令和7年6月度 安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催
■『貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
平成13年8月20日国土交通省告示第1366号 年間を通して行う安全運転教育12項目のⅡを実施!
III.トラックの構造上の特性
トラックの構造上の特性に応じた運転をしよう!
(1)プロドライバーは、トラックの構造上の特性を十分に理解し、その特性に応じた運転をする必要があ
る。
①車高が高い(重心が高い)
②車長が長い(内輪差が大きい)
③車幅が広い
④死角が大きい
⑤ スピードは車両重量の重いトラックに大きな影響を及ぼす
(2) トレーラの車両特性はさらに特殊なので、慎重な運転と確実な点検が必要である。
(3)貨物積載時と空車時では運転面で大きな違いがある。
トラックの「高い車高」に応じた運転をしよう!
★車間距離を長く感じ、車間距離をつめ過ぎる傾向あり。
★車高が高いため、周辺への接触を起こしやすい。
★重心が高いため、横転を起こしやすい。
車間距離のつめ過ぎは追突事故の要因になる
ちょっとした心がけで高められます。良好な生活習慣を実践しましょう。
トラックは車高が高いことから、ドライバーの視点が高く、手前の路面がよく見えることによって車間距離
を長く感じ、知らず知らずのうちに車間距離をつめてしまい、追突事故のリスクを生じます。車間距離を
つめ過ぎないように意識しましょう。
車高が状況によって変化するので注意が必要
トラックの車高は状況によって変化するので注意が必要です。例えば、 積載時には車体が沈んで通り抜
けられた場所でも、空車になると車高が上がるため通り抜けられない場合があります。
また、積載物が車高を上回っている場合は、積載物の高さ意識していないと、高所にぶつかってしまい
ます。
高重心なので横転に注意する
トラックは重心も高いため、不安定で横転リスクがあります。とくに重量のある荷物を積んだときには、
カープの手前で十分に減速するなど慎重な運転が求められます。
トラックの「長い車長」に応じた運転をしよう!
★車長が長いトラックはホイールベースも長いので内輪差が大きい。
★左折時に車体がふくらむことがある。
★右折時には車体後部のオーバーハング部がはみ出すことがある。
内輪差が大きいので左折時の巻き込みに注意する
車長が長いトラックは、ホイールベースも長いので内輪差が大きく、 左折時に左側方の歩
行者や自転車などを巻き込む危険があります。左折時は、巻き込み防止を意識して、あら
かじめ左側に寄り十分に安全確認を行い、徐行して曲がりましょう。
狭い道路への左折では右側へのふくらみを抑える
狭い道路への左折時に、いったん車体がセンターラインをはみ出してふくらんでから左折す
るケースがありますが、これは危険です。左折する先が狭い道路の場合でも、右側へのふ
くらみをなるべく抑え、安全確認をしてゆっくり曲がりましょう。
右折時はオーバーハング部のはみ出し防止を意識する
右折時に、車体後部のオーバーハング部がはみ出すと後続車との接触事故要因になりま
す。右折時は、交差点の中央付近に進んだら、十分に安全確認をし、オーバーハング部が
はみ出さないようにゆるやかにハンドルを切って曲がりましょう。
トラックの「広い車幅」に応じた運転をしよう!
★狭い道路で他の車両などとすれ違う際に接触のリスクがある。
★カーブで対向車線にはみ出すリスクがある。
狭い道路ではすれ違いで接触しないように注意する
トラックは乗用車に比べて車幅が広いため、狭い道路では、対向車や人・ 自転車・2輪車な
どとの接触事故を起こさないように注意する必要があります。徐行して注意しながら進む、
あるいはいったん停止して道を譲るなど、安全を優先しましょう。停止した場合、再発進時に
は安全確認をし、後方からの自転車・2輪車の追い越しなどにも注意しましょう。
カーブでは手前で減速し正しい軌道を描いて走る
道幅が狭い道路のカーブで、車幅の広いトラックがセンターラインをはみ出してしまった場合、
対向車との衝突事故を起こす危険があります。センターラインからのはみ出し防止のために、
カーブ手前で適切に減速し、右側ミラーでセンターラインをとらえ、正しい軌道を描いて走り
ましょう。
トラックの「死角」に対処する運転をしよう!
★トラックは車体の大きさゆえに死角が大きい。
★バンボディの場合、後方はほとんど見えない。
★死角には隠れた危険がある。
ミラーを十分に活用/右左折時の安全確認を徹底
トラックは、車体が大きいために死角が大きいという特徴があります。とくに左側の死角が
大きく、左折時の巻き込み事故などの要因になっています。常に「死角に隠れた危険」を
意識し、事故を防止しましょう。
①適切なミラー調整を行い、ミラーを十分に活用する。
②交差点での右左折では、停止しての安全確認を含む複数回の安全確認を行い、徐行して
進む。
③進路変更などは安易に行わず、慎重を期す。
後退時にはいったん下車して目視確認を行う
バンボディのトラックは、後方がほとんど死角となって見えません。後退時には、いったん
下車して後方の安全を目視で確認し、その後の運転では後方に注意しつつゆっくり後退しま
しょう。誘導してもらう場合でも、 いったん自分で目視確認をすべきです。バックアイカメラは
死角を減少させてくれますが、過信は禁物です。
「スピード」の影響を意識した運転をしよう!
★スピードの出しすぎは安定性を損ない、横転の危険性を高める。
★制動距離はスピードに比例して長くなる。
★衝突事故における衝撃力はスピードに比例して大きくなる。
スピードの出しすぎはさまざまなリスクを生む
トラックは、車体重量が重く、重心が高いなどの特徴があることから、スピードの出しすぎは
安定性を損ない、 カーブでは遠心力が作用して横転などの危険性が高まります。また、制
動距離はスピードに比例して長くなり、 追突の危険を招く要因になります。
衝突事故における衝撃力はスピードに比例して大きくなりますが、車両重量の大きいトラック
では、衝撃力がさらに大きくなり、重大事故につながります。
事故を起こさず、また「もしも」の際に被害を小さくするためにも、法定速度を遵守し、車間
距離を保って運転しましょう。
適切にスピードをコントロールする
トラックを効率よく走行させるために、スピードの出やすい下り坂ではブレーキ操作などを適
切に行い、 スピードの低下しやすい上り坂では手前から加速するなど、スピードをコントロー
ルすることが必要です。
トレーラの特性に応じた運転をしよう! くうにメットラックよりもめたが大きいきい。
★トレーラは、大型トラックより内輪差が大きく、死角も大きい。
★急制動や急なハンドル操作はトレーラ特有の危険な現象を生む。
トレーラの特性を踏まえた慎重な運転か必要
トレーラは、連結車両であることから、トラック以上に特殊な車両特性を持っています。
①内輪差が非常に大きく、側方の2輪車・自転車などを巻き込みやすい。
②重心が高く、横転しやすい。
③死角が非常に大きく、その中の2輪車・自転車などの発見が遅れることがある。
④カーブでははみ出しが大きくなる。
⑤ 後退時には、ハンドル操作が他車
⑥トレーラ特有の現象を生じる恐れがある。
トレーラは、これらの特性を踏まえ、慎重に運転する必要があります。 横転事故などを防ぐ
ためには、急制動や急なハンドル操作をしないことが重要です。
トレーラの安全運行のためのポイント
★トラクタ、トレーラそれぞれを日常点検し、連結後の確認を行う。
★コンテナを荷台の緊締装置(ツイストロックなど)で確実にロック。
トラクタ、トレーラそれぞれの日常点検を実施
トレーラの安全運行には、運行前の日常点検を確実に実施することが不可欠です。トラクタ、
トレーラそれぞれについて必要とされる点検をしっかり行いましょう。
そして、連結後には、連結状態の確認を行う必要があります。特に注意すべき点は次のよう
な項目です。
①カプラが連結しているか
②2本のブレーキホースの接続はよいか
③エアコックは開いているか
④ジャンパケーブルが結合されているか
緊締装置を確実にロックする
トレーラの運行に当たっては、緊締装置(ツイストロックなど)を確実にロックしてください。
緊締装置の確実なロックは道路交通法で規定されており、これを怠ることは道路交通法違
違反なります。緊締装置は、荷台の前後左右に4ヵ所装備されており、 すべてロックする
必要があります。
貨物積載時と空車時では運転面で大きな違いがある(トラック、トレーラ共通項目)
貨物積載時と空車時では、運動性能や軸重配分、車高に大きな差が生じるため、それぞれ
の状況に応じたブレーキやギヤ・チェンジ、ハンドル操作が必要です。また、高さ制限のある
車道通行時には十分に注意してください。
改正労働安全衛生規則が6月1日から施行
熱中症の重篤化を防止するため、 労働安全衛生規則が改正され、令和7 年6月1日から
施行されます。
改正労働安全衛生規則では、「熱中症を生じるおそれのある作業」(= WBGT[暑さ指数]28度
以上または気温31度以上の環境で、継続して1時間以上または1日4時間を超えて作業が
見込まれるもの)を実施する場合、運送会社などの事業者に「体制整備」「手順作成」「関係
者への周知」を義務付けています。
「熱中症を生じるおそれのある作業」が想定される場合は、会社に以下の項目についての
あらかじめ確認し、もしもの場合に備えてください。
①熱中症の自覚症状がある場合や、 熱中症のおそれがある作業者をみつけた場合に、
誰に連絡したらよいか。
②熱中症のおそれがある作業者を発見した場合に、初動の対策として行うべきことは
どういったことか。
●意識の有無だけでなく、「返事がおかしい」「ぼーっとしている」など様子がおかしい場合に
は「熱中症の恐れあり」と扱う。
●判断に迷ったときは、救急安心センター事業の電話窓口「#7119」を活用する。
●医療機関までの搬送時や、経過観察中には熱中症のおそれがある作業者を1人にしない。
baibaikin
毎度、中山さんです。
朝から雨模様ですが外回りでした。
そして、午後からは総会。
前席には社長が・・・
海上コンテナ専門部会 副会長
それにしても、
今回の資料を見ると部会組織員数(令和7年3月31日現在)
期中増減
期首:107社 入会:1社 退会:10社 期末:98社
今のご時世を表してますね。
baibaikin
毎度、中山さんです。
一昨日は大井2号、そして本日は大井7号にて開催された
『ONE JAPAN安全キャンペーン』に参加してまいりました。
『ツイストロック外し忘れて厳禁!』
ツイストロックの外し忘れによる事故が発生しております。
ターミナル進入前に今一度ご自身で確実に実施しているかをご確認ください。
安全確保のため、確実な手順の徹底をお願い致します。
baibaikin
株式会社プライム物流 本社 / 埼玉営業所 運輸安全マネジメントの取り組み
2025年(令和7年)度 (2025年4月1日~ 2026年3月31日)
経営者の責務
- 輸送の安全の確保に関する最終的責任を有するものとし、全体的な安全性の向上の取組みを主導し、会社全体に安全意識の浸透を図る。
- 輸送の安全を確保する為、予算の確保、体制の構築など必要な措置を講じる。
- 断続的な輸送の安全向上を図る為、計画 (P) 実施 (D) 評価 (C) 改善 (A)のサイクルの実施により業務の実施及び管理状況の適否を常に確認し、必要な改善を行う。
- 安全マネジメントを担当する従業員の配置、指揮命令系統その他輸送の安全に関する責任ある組織体制を構築する。
プライム物流の輸送の安全・事故防止のための安全方針
安全輸送、輸送品質向上は、当社の得意先に対する重要課題であり、経営の根幹をなすものである
安全マネジメントを実施し、安全品質の向上を図り、ロジスティク企業として社会的責任を果たすのもとする。
- 『安全』を第一にお客様に選ばれる会社をめざし、個人の責任感とチームワークで実現する。
- 『安全』を実現するためには、心身ともに健康である事が基本であり、一人ひとりが健康管理を実践する。
- 『安全』を実現するためには、一人ひとりがトラック等の車輌に関する知識・技術の研鑚に努め交通事故・人身事故・物損事故・製品事故の防止を図る。
- 『安全』を実現するためには、定期的に全従業員に対して、交通安全・輸送品質・環境教育を行い能力向上に努める。
- エコドライブを徹底し、排気ガスの削除を図り、地球の環境保全に努める。
社内への周知方法
- 弊社のホームページにて掲示する。
- 全てに対する基本的な方針、及びそれに基づく目標・計画を従業員に周知徹底する。
- 年間計画による、全従業員に対して教育訓練(交通安全・輸送品質・環境教育) 作業開始前、ミーティングを実施し能力の向上に努める。
安全方針に基づく目標
≪安全と信頼を提供できるナンバーワン企業を目指し、一人ひとりが『安全のお手本』≫
『2025年(令和7年)度安全目標設定』
1.重大人身事故(第一当事者) | 0件 |
---|---|
2.それ以外の人身事故 | 0件 |
3.物損事故 | 0件 |
4.自損事故 | 0件 |
5.輸送トラブル | 0件 |
6.労災事故 | 0件 |
7.交通違反 | 0件 |
目標達成のための計画
≪運行管理体制の充実強化≫
- 運行前・運行後、点呼の確実な実施を行う。
点呼時、アルコールチェッカーによる体内のアルコール残量確認。
携行品(運転免許証・車検証・エンジンキー)の確認、車両運行前点検表による車輌メンテナンスの実施。 - 運行管理者は運行管理業務について確実に実施し、経営者に適宜報告する。
- 運行管理者は過労運転の防止を図る為、個々の乗務員の拘束時間・運転時間・連続運転時間・休憩時間・休息時間等の労働時間を把握管理する。
≪安全教育及び研修の充実強化≫
- 運転者台帳を整備し、乗務員の安全管理に活用。
- 新任乗務員については、自動車事故対策機構(NASVA)等の社任診断を受診させ、社内規定により、添乗指導、安全教育の実施。
- 当社、他社事故事例(ヒヤリハット情報)点呼時、教育訓練時、掲示板等により水平展開する。
- 輸送安全品質基本方針・目標・計画作成し各乗務員に常備させ意識を徹底する。
- 社内緊急時連絡網を作成し、各車両に常備し異常時(交通事故・納品トラブル・災害等)の情報連絡の伝達方法確立する。
- 全従業員を対象に教育年間計画に沿って交通安全・輸送品質・環境保全・安全知識、意識の向上を図る。
- 業務のマニアルを作成・改訂し事故のない安全な業務が行える様に整備し、マニアルを基に業務が確実に行われているか確認する。
- トラック協会主催の交通安全講習会に乗務員を積極的に参加させる。
- 協力会社との安全会議(事故例・連絡事項)を年1回実施する。
≪安全マネジメント・運輸防災マネジメントの適確な実施≫
- 安全マネジメントを的確に実施し、輸送の安全に関する計画の作成・実行・評価及び改善の一連の課程を円滑に進める。
- 安全マネジメントを実施するにあたり、相互に密接に関連する事業者・下請け業者は緊密に協力し、安全性の向上に努める。
≪事故発生時の改善策≫
- 重大事故・災害の発生、人身事故の連続発生及び悪質交通違反の取り締まりを受けた場合は、速やかに原因を分析し、改善報告を立て全社的に教育・研修を実施し再発防止を図る。
- 再発防止策立案後、実際に行われているか検証する。
当社における安全に関する情報交換方法
社長は従業員と安全に関する意見交換を毎月行い、安全意識の向上に努めます。
≪情報公開≫
- 公表方法は会社のホームページに掲載し、社内においては掲載板等に書面を掲示する。
≪記録の管理≫
- マネジメントの実施状況が分かるように記録、保存する。輸送の安全に関する基本的な方針・重点施策・チェック(評価)の結果(目標達成状況)、その他輸送の安全に関する情報の記録及び保存の方法を定め保存する。
輸送の安全に関する前年度目標達成状況
2024年 (令和6年)度 (2024年4月1日~ 2025年3月31日)
1.重大人身事故 (第一当事者) | 0件 |
---|---|
2.それ以外の人身事故 | 0件 |
3.物損事故 | 0件 |
4.自損事故 | 0件 |
5.輸送トラブル | 0件 |
6.労災事故 | 0件 |
7.交通違反 | 0件 |
自動車事故報告規則に規程する事故の統計
自動車事故報告規則第2条に規定する事故 | 0件 |
---|
2025年5月29日
株式会社プライム物流 代表取締役 下川 悟