令和6年12月度
安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催
■『貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
平成13年8月20日国土交通省告示第1366号 年間を通して行う安全運転教育12項目のⅧを実施!
IX、運転者の運転適性に応じた安全運転
自分の運転適性傾向を知り、 安全運転の向上を図ろう!
《ポイント》
(1) トラック運送会社は、運転者適性診断を対象者に受 診させなければならない。
(2)運転者適性診断は、ドライバーが自分自身の運転 適性を知り、
安全運転に役立てることを狙いとし ている。
(3) ドライバーは自分の“運転のくせ”を知り、弱点を改 善すべきである。
(4) 診断票のアドバイスを受け止め、安全運転に活か すことが大切である。
■【12月の約束】
1. 安全総点検を行おう!
例年、国土交通省は12月10日~1月10日を対象期間と して、さまざまな輸送機関に対して、
安全総点検の実 施を求めています。自主点検によって安全確保に努め ましょう。
2. 冬のリスクに対応しよう!
冬は降雪や路面の凍結などのリスクを予測し、慎重な 運転を行う必要があります。また、
日が短くなるので、 薄暮から夜間、明け方などはライトを活用し、注意し て運転しましょう。
3. 冬の健康管理を心掛けよう!
空気が乾燥し、寒さで換気を怠りがちな冬は、新型コ ロナウイルスやインフルエンザあるいは風邪などに
用心を怠らず、健康管理をしっかり行うようにしま しょう。
運転者適性診断の必要性について
★初任診断、適齢診断、特定診断の受診は義務付けられている。
★一般診断の定期的受診も奨励されている。
対象者の受診を義務付け
国土交通省の省令である「貨物自動 車運送事業輸送安全規則」によって、 トラック運送会社は初任のドラ
イ バー、65歳以上のドライバー、事故を 定する運転者適性診断を受診させる ことが義務付けられています。
一般診断 特定運転者以外の運転者
初任診断 初任運転者
特定診断Ⅰ 事故惹起運転者
特定診断Ⅱ 事故惹起運転者
適齢診断 高齢運転者
年末年始の輸送等 安全総点検 2024.12.10~2025.1.10
実践ポイント
●日常点検を確実に実施する
●必要な定期点検・車両整備を行う
●車輪脱落防止のために点検・対策を行う
●点呼をしっかり実施する
●改善基準告示を遵守し過労運転を防止する
★残酒などに注意し飲酒運転防止に努める
★降雪への備えを確実に行っておく
12月の危険予知トレーニン
●「急」のつく運転は行わない
●減速は早めにする
●発進はゆっくり行う
●路面凍結が疑われる所ではより慎重に
●早朝や深夜の運行は余裕をもって行う
★天気予報(含むアプリ)をチェックする
★タイヤの状態をよく確認する
12月の健康管理
冬の健康管理 3つのキープ(3K) まだまだ油断大敵
●油断せず人との距離を保とう
●しっかり衛生を保とう
●冬だからこそ水分を保とう
●質・量とも十分な睡眠をとる
●風邪薬などは“眠くならない”ものを服用する
★休憩時にはストレッチングなどで身体をほぐす
★ドライアイに注意する(必要に応じて目薬を使用
11月10日~12月14日まで事故報告書と事故防止対策を考察
配車係から事故状況を説明、班ごとに15分程度話しあう。
小集団グループによる事故再発防止策を各班で検討、今後の対策を発表
11月16日 健康診断実施 結果表配布
2023年12月1日~2024年11月30日まで 年間無事故表彰式
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