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2024.12.07

心房細動で できる血栓が危険

心房細動で

できる血栓が危険

心臓から脳へ血栓が運ばれると聞いて、

驚いたかもしれません。

心臓で血栓ができる理由のひとつが不整脈(脈の乱れ)の一種「心房細動」で、

心原性脳塞栓症の7割以上を占めるともいわれています。

心房細動では、心臓の上の部屋(心房)がブルブルと不規則に震えて

血液を下の部屋(心室)に十分に送り出せないので、

血液がよどんで血栓ができやすくなります。

この血栓は大きくなりやすく、脳の太い動脈 につまるとダメージがとても大きいため、

心房細動の早期発見が大切です。

典型的な自覚症状は、脈が突然 速く不規則になり、

胸がドキドキすること(動悸)ですが、

まったく自覚症状がないことも多いです。

高齢、高血圧、肥満、多量飲酒、また、心臓病などの持病がある人は心房細動にかかりやすく要注意です。

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