心臓を動かすための 血管は、かなり細い
心臓の外側には、かんむり状に心臓を囲む「冠動脈」という血管があり、
太いところでも直径3~4ミリでとても細いのですが、
心筋(心臓を動かす筋肉)に 酸素と栄養を送るための専用ダクトで超重要です。
体を動かすと、心臓はふだんより多くの血液を送り出そうとがんばります。
ところが、プラーク(動脈硬 化によりできる血管のこぶ)で冠動脈が狭くなり、
心臓自身に酸素や栄養を十分に送れないと、胸の締めつけ感や痛み、息切れなどがおこります
(安静にすると数分~ 15分程度でおさまる)
これが「労作性狭心症」です。
一方、心筋梗塞ではプラークが突然やぶれ、
できた血栓が冠動脈を「完全に」ふさいでしまいます。
主に運動場(労作時)におこるので、
『労作性狭心症』といいます。
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