「けいれん」タイプの狭心症もある
狭心症には、動脈硬化で冠動脈がつまりかける労作性狭心症のほかに、
動脈硬化の程度が強くないのにもかかわらず冠動脈が発作的に痙攣して細くなる、
「冠攣縮性狭心症(安静時狭心症)」があります。
50歳前後の比較的若い人に多く、
安静時(特に夜間 ~早朝)に胸の締めつけ感などがおこるのが特徴です。
数分~15分以内におさまることが多いですが、
時に心筋梗塞をおこすため、発作予防のお薬で治療することもあります。
原因として喫煙、多量飲酒、精神的ストレス、寒さ による刺激などの報告があり、
発作予防には禁煙や節酒、ストレス回避、防寒対策なども大切です。
特に、お酒を飲んで顔が赤くなる人は、
お酒の毒素を分解できておらず、リスクが増します。
そういう人はのまないことです。
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