梅雨明けして毎日、暑い日が続いております。
本日は37℃に達するとか天気予報で言っておりました。
皆様、水分・塩分補給してください。
注文していた塩分チャージタブレット BIG 本日到着。
弊社乗務員さんに配布します。
baibaikin
令和6年7月度 安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催
弊社のテキスト+運創ハンドルブック 7月号
年間教育計画
☆貨物の正しい積載方法
正しい積載を実践し、貨物にやさしい運転を行おう!
①偏荷重は事故リスクとなるので注意する。
偏荷重の危険性を意識しよう。
偏荷重が生じると、車輌の安全性を損ない事故の原因になる。
積荷の重心が偏らないように積みつける。
走行中にの崩れを起こさないように注意する。
②軸重に関する規定を守り、適切な重量配分をする。
軸重・輪荷重についての規定を遵守しよう。
基本は軸重10トン以下/輪荷重5トン以下。
総合重心位置を考慮して重量配分する。
特例8車種のセミトレーラー連結車の場合:2軸トラクタ部位の駆動軸重が11.5トンを超えてはならず、
輪荷重は5.75トンを超えてはならない。
③長さ・幅・高さなどの積載のルールを守る。
積載のルールを守ろう
長さ・幅・高さのルール
長さ:自動車の長さの1.2倍以下、かつ車体前後から自動車の長さの1/10を超えてはみ出さないこと。
幅: 自動車の幅の1.2倍以下、かつ車体左右から自動車の幅の1/10を超えてはみ出さないこと。
高さ:地上から3.8m以下。
コンテナトレーラーの規定では、コンテナ積載時に必ず緊締装置(ツイストロック)を確実にかけるように
定められています。
④適切な積み付け効果的な固縛を実践する。
⑤余裕をもった、荷物に優しい運転を行う。
ゆっくり慎重にハンドル操作を行う。
余裕をもった運転で、急ブレーキはかけない。
⑥運行の途中で固縛の状態を点検することも必要である。
高速道路では2時間を目安に固縛を点検。
一般道路では4時間を目安に固縛を点検。
『おかしい』と感じたら停止して確認する。
7月の約束
1.荷役災害を防止しよう
トラック運送業では荷役災害によって、交通事故を大きく上回る死傷者が発生しています。
構内事故を併せて防止しましょう。
2.周囲に気を配った運転をしよう
自転車や2輪車のはか、車道を走る電動キックボードが増加傾向にあります。
また、暑さの中で注意散漫となった歩行者の飛び出しにも注意しましょう。
交差点では複数回の安全確認を行う。
車間距離を十分にとる。
3.熱中症対策をしっかり行おう。
今年も猛暑が予想されます。
当然のごとく、熱中症のリスクが高まります。
まめに水分補給をするなど、熱中症対策をしっかり行いましょう。
十分な睡眠をとり疲労回復に努める。
暴飲暴食をつつしみ胃腸を守る。
バック時にはいったん下車し後方の安全を目視で確認する
降車時は逸走防止
(パーキングブレーキ → エンジン停止 → ギヤロック → 輪止め)を行う
熱中症対策
baibaikin
No.1299 2024年(令和6年)6月25日
東京都トラック時報
荷主と物流事業者 取引に関する調査
荷主573名に対して 懸念事項示し注意喚起
公正取引委員会は6月6日、令和5年度の『荷主と物流事業者との取引に関する調査結果及び
優越的地位の濫用事案の処理状況』を公表した。
公取委では、荷主と物流事業に対する書面調査を行うとともに、
コスト上昇にもかかわらず取引価格を据え置く行為などが疑われる事案について、
荷主121名への立入検査を実施した。
これらの調査結果を踏まえ、独占禁止法上の問題につながるおそれがあた荷主573名に対し、
具体的な懸念事項を明示した注意喚起文章を送付した。
注意喚起した荷主の上位3位は、多い順に『協同組合』『飲料品製造業』『飲食料品卸業』。
また、行動類型別では、『買いたたき』(全体の34.8%)が最も多く、次いで多い順に『代金の減額』(20.7%)
『代金の支払い遅延』(17.0%)『不当な給付内容の変更及びやり直し』(15.4%)だった。
主な事例として、『買いたたき』では物流事業者が労務費などコスト上昇分の運賃引き上げを求めたにもかかわらず、
引き上げに応じない理由を回答することなく、運賃を据え置いた事例や、
物流事業者が自助努力で解決すべき問題として、運賃の引き上げ協議を拒否した事例があった。
また、『代金の減額』では『協力値引き』と称して、契約書で定めていた運賃を一方的に5%差し引いて支払った
事例や、『不当な給付内容の変更及びやり直し』では当日の朝に運送委託ををキャンセルしたが、
物流事業者が負担した費用を支払わなかった事例などもあった。
優越的地位の濫用事案としては、そのおそれがあるとして17件の注意対象となった行為類型では、『不当な給付内容の変更及びやり直し』が最も多く、次いで『代金の減額』、『不当な経済上の利益の提供要請』だった。