
2025年11月度 安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12 IEC構内

■『貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
平成13年8月20日国土交通省告示第1366号 年間を通して行う安全運転教育12項目のⅧを実施!
Ⅷ.『危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法』
危険予測運転で、 事故を回避しよう!
(1) 危険の予測をし、それに回避する「危険予測運転」を実践すべきである。
(2) 基本は「周囲の状況をよく見る」ことである。
(3) 見えない危険にも備える必要がある。
(4) 歩行者や自転車・2輪車などの行動特性を踏まえ注意を払う。
(5) 気象状況に潜む危険を知り、対処する。
(6) ヒューマンエラー防止に指差呼称や安全呼称が有効である。
(7) 事故を起こした場合には必要な義務を果たす。
(8)自然災害発生時にはあわてず適切な行動を行う。

11月の約束
1. 冬への対策・準備を行おう!
11月は、本格的な冬に向かう前段階にあたります。このタイミングで、車両の点検・整備を行うほか、
降雪など冬の天候に備える対策・準備をしっかり行いましょう。
2. 危険予測運転を実践しよう!
常に周囲への注意を働かせるほか、交差点での多段階停止による安全確認など、場所と状況および対象
(歩行者・自転車・2輪車など)を意識した危険予測運転を実践しましょう。
3. 風邪・感染症の予防を徹底しよう!
空気が乾燥する季節を迎え、風邪やインフルエンザあるいは新型コロナウイルスなどへの感染予防が求められ
ます。健康管理と予防対策を徹底しましょう。

冬への対策・準備を行おう!
冬タイヤへの履き替えを行う (装着前に冬タイヤの状態を点検)
タイヤチェーンを用意する(装着練習を行う)
バッテリーなどの点検を行う
防寒具・防寒着などの準備をする
雪かき道具、牽引ロープなど緊急用具を準備する
★タイヤ交換後の空気圧、ホイールボルト/ナットの状態を確認
★懐中電灯、モバイルバッテリー、食料品、飲料水などを常備

11月の健康管理
風邪・感染症の予防を徹底しよう!
手洗い・うがいを実践する
必要に応じてマスクを着用する
予防接種を受ける
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける
十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を行う
★汗をかかなくてもこまめに水分補給をする
★風邪薬などは“眠くならない”ものを服用する

危険予知トレーニング/指差呼称・安全呼
ヒューマンエラー防止に指差呼称・安全呼称は有効。
危険予知トレーニングを実際の運転に活かす!
危険予知トレーニングは、道路交通のシーンに「どのような危険があるのか」を認知し、「どのような運転をすれ
ばよいのか」を考える訓練です。会社の安全会議や研修などで継続的に実施することで、危険に対する認知
力を向上させることができます。
危険予知トレーニングによって鍛えた危険認知能力を、実際の運行においても活かし、交通事故の防止に
役立てましょう。

冬への対策・準備を行おう!
冬タイヤへの履き替えを行う (装着前に冬タイヤの状態を点検)
タイヤチェーンを用意する(装着練習を行う)
バッテリーなどの点検を行う
防寒具・防寒着などの準備をする
雪かき道具、牽引ロープなど緊急用具を準備する
★タイヤ交換後の空気圧、ホイールボルト/ナットの状態を確認
★懐中電灯、モバイルバッテリー、食料品、飲料水などを常備

11月の健康管理
風邪・感染症の予防を徹底しよう!
手洗い・うがいを実践する
必要に応じてマスクを着用する
予防接種を受ける
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける
十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を行う
★汗をかかなくてもこまめに水分補給をする
★風邪薬などは“眠くならない”ものを服用する

危険予知トレーニング/指差呼称・安全呼
危険予知トレーニング/指差呼称・安全呼
ヒューマンエラー防止に指差呼称・安全呼称は有効。
危険予知トレーニングを実際の運転に活かす!
危険予知トレーニングは、道路交通のシーンに「どのような危険があるのか」を認知し、「どのような運転をすれ
ばよいのか」を考える訓練です。会社の安全会議や研修などで継続的に実施することで、危険に対する認知
力を向上させることができます。
危険予知トレーニングによって鍛えた危険認知能力を、実際の運行においても活かし、交通事故の防止に
役立てましょう。

指差呼称・安全呼称は“確認”を明確化する方法
ヒューマンエラーの防止のために、 対象を指差しながら「○○、よし」と声に出して確認する指差呼称や、対象
の状況と自分の運転行為・安全確認を声に出して確認する安全呼称の実施が有効です(イギリスの警察が
発祥といわれるコメンタリー運転も安全呼称の試み)。
指差呼称は運行前の日常点検などで実施し、運転中は、声による安全呼称を行うことをお勧めし
ます。

エコドライブ推進月間です!
警察庁、経済産業省、国土交通省および環境省で構成するエコドライブ替及連絡会では、11月を「エコドラ
イブ推進月間」として、エコドライブの及・推進を図っています。
(1) アイドリングストップ (2) おだやかな発進と加速 (3)早めのシフトアップ (4) 経済速度の遵守
(5) 定速走行に努める (6) 予知運転による停止・発進 (7) エンジンブレーキの多用
(8)無駄な空ぶかしの抑制

「正しい運転・明るい輸送運動」に取り組みましょう!
全日本トラック協会は、2025年11月16日(日)~2026年1月10日(土)まで、次の項目を中心とした、
第65回「正しい運転・明るい輸送運動」を実施します。この運動は、交通・労働災害事故の防止、環境保
全および輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年末年始の輸送繁忙期において安全・安心
な輸送サービスを提供することを目的としています。以下の項目を重点として、安全運転と適正な運行に努め
てください。
(1)飲酒運転の根絶 (2)追突事故および交差点における事故防止の徹底 (3)過労運転防止の徹底
(4)確実な点呼の実施 (5)携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底等 (6) 健康診断の受診の徹底
(7) 荷役作業時の安全確保の徹底 (8) 高速道路における事故防止の徹底
(9)車両の安全性確保の徹底 (10) 降積雪期における輸送の安全確保の徹底
(11) 正しい積付け・固縛方法の徹底 (12) エコドライブおよびアイドリングストップの徹底
(13) 運輸安全マネジメントの徹底 (14) 安全意識の高揚 (15)輸送品質・サービスの向上
baibaikin

毎度、中山さんです。

先日、ONEジャパン・安全キャンペーンに参加してきました。

大井2号
今回のテーマは、『無理な追い越し禁止』

baibaikin

2025年10月度 安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催
■『貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針
平成13年8月20日国土交通省告示第1366号 年間を通して行う安全運転教育12項目のⅦ実施!
VII.適切な運行の経路及び当該経路における道路及び交通の状況
適切な運行経路で、安全・確実に運行しよう!
(1) 安全な運行には、適切な運行経路の選択が重要である。
(2) 運行経路の選択は安全を優先して検討すべきである。
(3) ドライバーは運行前に運行経路情報を把握してお く必要がある。
(4) 事故が発生しやすい地点などは避け、計画に基づく運行を行う。
(5) 車両・積載物が制限を超える場合には法令に基づき許可申請などを行う。
(6) 許可運送では法令遵守に加え、運転に細心の注意が求められる。
適切な運行経路を選択することの重要性
★運行条件を踏まえて適切な運行経路を選択する。
★運行経路の選択にあたっては安全性を優先すべき。
適切な運行経路の選択は、安全な運行の第一歩!
安全な運行を行うためには、到着時間、経済性(エコドライブ)、当日の天候、地理的条件(例:山間部、
住宅街、 等)といった運行条件を踏まえた上で、適切な運行経路をあらかじめ検討し、決めておくことが重要
です。
適切な運行経路の選択にあたっては、到着時間などに関連する効率性も考慮すべきではありますが、最も
優先すべきは安全性です。
たとえ「早く到着できる経路」であったとしても、通学路や人ごみの多い場所の走行や、夜間の住宅地走行
などといった、リスクのある経路はなるべく避けるようにしましょう。安全に運行できる経路を選ぶことは、安全な
運行を実現する第一歩です。
運行経路情報の事前把握
★運行経路情報(道路事情、交通状況、気象情報など)を把握する。
★運行経路情報を意識して運転し、安全運行に役立てる。
★運行管理者とコミュニケーションし、運行経路情報を得る。
運行経路情報を運行前に把握して安全な運行に役立てる!
適切な運行経路においても、状況は日々刻々と変わります。よって、プロドライバーは、運行前に運行経路情報
(道路事情、交通状況、気象情報など) を入手・把握し、安全な運行のために役立てる必要があります。
〇道路事情……道路工事箇所、交通規制、 取り締まり、道路の地理的条件、など
〇交通状況・・・交通の流れ、渋滞箇所と渋滞規模、事故情報、通行止め、など
〇気象情報………天気予報(天気、気温、風速、降水量など)、台風など災害の予報、など
運行管理者と積極的にコミュニケーションをとる
点呼の際に運行管理者と積極的にコミュニケーションをとり、その際にも運行経路情報について確認するよ
うにしましょう。必要な場合には、そこで対応策などを相談するようにしましょう。
事故多発地点・ヒヤリハット発生地点の把握
★事故多発地点・ヒヤリハット発生地点も事前に把握しておく。
★事故多発地点・ヒヤリハット発生地点の情報を社内で共有する。
事故多発地点・ヒヤリハット発生地点は要注意!
プロドライバーは、事故多発地点, ヒヤリハット発生地点についても事前に把握しておく必要があります。
可能であれば、そうした地点を避ける運行経路を選択すべきですが、もしそうした地点を含む経路を運行し
なければならない場合は、十分に注意し、慎重な運転を心掛けましょう。
ヒヤリハット事例については、情報を社内で共有することも重要です。運行中にヒヤリハット事例に遭遇した場合は、
乗務後の点呼で運行管理者に報告し、ヒヤリハット報告書などに記載してその情報を残すようにしましょう。
そして、社内の安全に関する会議や研修などで他のドライバーにも情報共有を図りましょう。
デジタコなど活用
デジタルタコグラフなどを活用したシステムでは、ドライバーがヒヤリハットに遭遇した場所を登録・配信すると、当該
車両や自社の他の車両がその地点に近づいたとき警報で注意を促す、 といったことが可能になってきています。
街区の特性を踏まえた安全運行ポイント
住宅街の走行は要注意!
住宅街の道路は、基本的に幅が狭く、路地などの見通しが悪いという悪条件を備えています。運行経路に
住宅街が含まれる場合は細心の注意を払って運転する必要があります。夜間や早朝に人通りが少なくても
注意すべきです。
スクールゾーンでは子どもの飛び出しに注意!
スクールゾーンは、交通事故から子どもを守るために設定された規制区域です。スクールゾーンの規制は一律では
ありませんが、時間指定の車両通行禁止になっている場合が多く、それを無視すれば交通違反になります。
また、指定時間外でも、子どもの飛び出しなどに注意が必要です。
ゾーン30では30km/h以下で安全運転を!
ゾーン30は、住居地域全体を安全・安心に生活できる場とするために設定された規制区域です。
最高速度は30km/hに規制されています。ゾーン30はスクールゾーンと近接することがありますし、歩行者や
自転車が多いので、できれば運行経路から外すべきです。どうしても通行しなければならない場合は、
30km/h以下で慎重な運転が求められます。
情報を踏まえた安全運行ポイント
気象情報を確認することを習慣にする!
気象は、時間と場所によって変化していきます。気象が悪化すれば、いつもなら安全だと思われるルート上に
リスクが発生しにもスマートフォンの気象関係のアプリなどを活用し、新しい情報を得るようにしましょう。
大雨の際はアンダーパスなどを避ける!
大雨の情報がある場合は、冠水する可能性のあるアンダーパスなどを避けて運行する必要があります。
降雪情報がある場合は冬タイヤ装着・チェーンの準備
降雪などの情報がある場合には、冬タイヤの装着やチェーンの準備などをする必要があります。こうした準備を
怠ったまま運行を開始することは、事故を自ら引き寄せることになるので極めて危険です。

安全運行のために的確な点検・整備を!
10月は、トラックが暑い夏に受けたダメージを回復し、今後にやってくる寒い冬に備える時期です。安全運行
を支えるためにも、車両の点検・整備をしっかり行いましょう。
夜間はより慎重に運転しよう!
10月は日没が早くなる影響から、「薄暮」時間帯の事故が多いので注意が必要です。また、夜間の運転に
おいてもライトを有効に活用し、事故防止に努めましょう。
目の健康維持を心がけよう!
10月10日は「目の愛護デー」です。目の疲れやドライアイに対して日常的に予防するとともに
運行中も休憩時に目を休め、目薬でケアするようにしましょう。
安全運行のために的確な点検・整備を!
〇日常点検にしっかり取り組む
〇法定点検を適切に実施する
〇異常を感じたら車両管理者に報告する
〇整備を行った箇所については調子を確認する
〇車両火災事故を予防する
(電気系統のチェック、燃料漏れのチェックなど)
秋の全国交通安全運動期間など
★冬タイヤへの履き替えなど冬への準備を行う
★ホイールナット、ホイールボルトを点検する
健康管
目の健康維持を心がけよう!
〇定期的に眼科検診を受ける
〇しっかりと睡眠をとって目の疲れをとる
〇休憩時に目を休める(目を閉じる、ホットアイマスクなどで目を温め
〇目のストレッチを心掛ける
〇目薬でケアする(ドライアイ対策も心がける)
★個人でできる感染症予防を行う
★疲労回復、適度な運動などを心掛ける
危険予知トレーニン
夜間はより慎重に運転しよう!
〇ハイビームとロービームを使い分ける
〇十分な車間距離をとる
〇昼間よりも速度を抑える
〇左折・右折時には慎重に安全確認を行う
〇市街地などでは“かもしれない運転”を徹底する
★対向車のヘッドライトによるグレア現象に注意する
(光の中で動くものの気配を感じたら歩行者・自転車かもしれない)

安全衛生
腰痛予防にしっかり取り組もう!
腰痛予防の意識を持ち、作業・運転の改善を図ろう
職場における腰痛は、全産業における休業4日以上の労働災害となる業務上疾病のうち
6割以上を占め、最多となっています。また、業務上疾病の基準を満たさないながらも、腰痛
を患い、長期的に苦しみながら働いている人が多く存在することも知られています。
トラック運送業においては、荷物の積み降ろしや、運転による固定姿勢の継続など、腰に
負担のかかる作業が多くあり、トラック運送業を含む運輸交通業において発生する業務上
疾病のうち、約8割を腰痛が占めていると言われています。
このように、トラック運送業において課題となっている腰痛の予防を推進するためには、
会社が中心となって業務改善や職場環境改善を行うことに加えて、トラックドライバー一人
一人が日常的な業務の中で腰痛予防の意識を持ち、腰への負担が少ない作業や運転を
実践していくことが重要です。
腰痛対策のポイント
《積み降ろしなどの作業》
〇人力のみによって取り扱う荷物の重量は、成人男性の場合、最も重くても体重の 40%以下、
成人女性は24%以下を目安とする。
〇それ以上になる荷物は2人以上で作業を行う。
重い荷物を取り扱う際には、できるだけ荷物を体に近づけ、重心を低くするような姿勢をとる。
〇床面などから荷物を持ち上げる場合は、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分におろし
て荷物をかかえ、膝を伸ばすことによって立ち上がるようにする。
〇重い荷物を移動する場合には、移動する距離を少なくする。
荷物を持ち上げるときには、呼吸を整え、腹圧を加えて行う。
〇作業に当たっては、作業しやすい衣服、滑りにくい靴を着用する。
腰部保護ベルトなどの補装具を用いることも効果があるが、その場合は使用方法について
医師から指導を受ける。
《長時間の運転》
〇背もたれに背中をフィットさせる。座席は倒し過ぎず、また後に引き過ぎないようにする。
〇腕と足は伸ばし過ぎないようにする。
〇クッションなどを活用して、振動の減衰を図る。
〇連続運転時間は4時間以内とし、適切に休憩をとる
(原則:運転開始後4時間以内または4時間経過直後に30分以上の休憩)。
〇休憩時間にはストレッチングや体操で身体をほぐす。
健康診断:11月22日


令和7年9月度 安全運転教育指導会議
東京都大田区東海4-9-12
IEC構内にて開催

9月の約束
1. 秋の全国交通安全運動を意識しよう!
2025年9月21日(日)~30日(火)を期間として、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。これを機会
として、安全運転の基本を意識し直し、しっかり実践しましょう。
2. 積極的にリスク回避をしよう!
リスク(=危険性)があるにもかかわらず、その回避を図らなければ事故につながります。積極的にリスク
回避を行う姿勢を持ちましょう。
3. 健康増進に取り組もう!
9月は、厚生労働省が推進する健康増進普及月間です。自分自身の健康状態を見直すとともに、
健康増進に取り組みましょう。
秋の全国交通安全運動を意識しよう!
トラックドライバーの重点項目(本誌選択)
〇飲酒運転は絶対にしない
〇漫然運転脇見運転をしない(追突事故防止)
〇交差点での安全確認を徹底する(交差点事故防止)
〇「思いやり・ゆずり合い」の気持ちで運転する
〇ながら運転は絶対にしない
秋の全国交通安全運動期間など
★運動期間:2025年9月21日(日)~30日(火)
★事業用トラックの交通事故ゼロを目指す日:2025年9月30日(火)

健康増進に取り組もう!
●「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ」
●今より「プラス10分」の運動を行う
●毎日「プラス1皿」の野菜を食べる
●1日「7時間以上」の睡眠をとる
●生活習慣病の予防・改善を行う
併せて行う健康管理,
★熱中症対策を継続する
★意識して疲労回復に努める
危険物の種類および危険性・有害性
危険物について正しい知識を持つ
危険物輸送の第一歩は危険物をよく知ること
危険物を輸送する場合、自分が運ぶ危険物の種類・性状、注意事項など正しい知識を
持っていることが求められます。
トラックやタンクローリーで輸送する危険物等には、次の表1に挙げたものがあります。
いずれも取り扱い・ 運転には注意が必要です。危険物の危険性・有害性は、表2のように
分類されます。危険物を輸送する際は、事前に危険物の危険性・有害性について必ず
確認してください。
危険物・毒物の関係法令と種類
危険物 消防法 消防法が規定する第1類から第6類(酸化性固体、可燃性固体、自然発火性物質及び禁水性物質、
引火性液体(ガソリン・アルコールなど)、自己反応性物質(ニトログリセリンなど)、酸化性液体など)
高圧ガス 高圧ガス保安法 液化ガス、酸素ガス・水素ガス・プロパンガスなどの可燃性ガス。
毒性ガスなどで高圧状態にされたもの
火薬 火薬類取締法 火薬、爆薬、火工品(雷管、導火線など)など
毒物・劇物 毒物及び劇物取締法 塩素、ニトロベンゼン、発煙硫酸、黄リンなど
表2:危険性・有害性の類別
危険性 禁水性 水をかけると発火する恐れがあるため、水での消火は厳禁
爆発性 熱、光、摩擦、衝撃で爆発する発火物から遠ざけ距離を
保つことが必要
可燃性など 低温で引火しやすい
有害性 常温 常温で有害ガスを発生する
加熱時・火災時 加熱時・火災時に有害ガスを発生する
水に接触 水に触れると有害ガスを発生する

危険物輸送の基本事項(1)
★危険物などの輸送は、有資格者が乗務する必要がある。
★運行時には、必要な資格の証書等を携行しなければならない。
危険物などの取り扱いには資格が必要
危険物の輸送は、基本的に危険物取り扱いの資格を持った者(運転者または同乗者)が
乗務する必要があります。そして、運行時には、危険物取扱者は危険物取扱者免状を携行
しなければなりません。
また、高圧ガスを輸送する場合は、 高圧ガス移動監視者の資格を持った者が乗務する
必要があります。運行時には、高圧ガス移動監視者は高圧ガス移動監視者講習修了証を
携行しなければなりません。
こうした運行を行うプロドライバーは、法令遵守の精神を持ち、安全運転を行うことはもちろん
危険物についてよく理解し、危険物のリスクを抑える運転・取り扱いを行う必要があります。
危険物や高圧ガスなどを取り扱うことができる有資格者として、準備を怠らず、高い安全意
識を持ち、慎重な運転で運行を完遂してください。
危険物輸送の基本事項(2)
★出庫前に十分な点検と確認を行う。
★運行の際はイエローカードなど必要な備品・携行品を持参する。
★一定量以上の危険物・毒物を運ぶ際にはクルマの前後に標識を表示する。
十分な点検と確認を実施/備品と携行品を持参する(イエローカードなど)
危険物を輸送する際は、出庫前に十分な点検と確認を行うことが重要です。
また、もしもの事態に対処するために備品と携行品(表4を参照のこと)を持参する必要が
あります。
イエローカードは、荷主が発行する、品名別の注意事項等を記載した書面で、台紙が黄色で
あることからイエローカードと呼ばれています。 万が一、事故が発生した場合には、必ず
イエローカードを見て対応してください。
車両の前後に標識を表示する
一定量以上の危険物・毒物を運ぶ際には、危険物輸送を示す標識を車両の前後に表示し
なければなりません。

危険物を運搬する際の基本的な注意点
★安全を確保し慎重に運転する。
危険物積載車両の通行禁止区間
道路法において、危険物積載車両は、基本的に水底トンネルや延長5,000m以上の長大
トンネルなどの通行が禁止されています。ただし、緩和措置などもあるので、危険物を輸送
する際にはあらかじめ確認してください。
通常の運行以上に安全運転に徹することが必要
トラックで危険物を運搬する場合には、安全を十分に確保して慎重に運転を行ってください。
《運行前の注意点》
〇混載禁止の危険物を同一車両に積んではいけません。
〇危険物を運搬する際は、出庫前に十分な点検・確認を行います。
〇必要な車両備品・携行品を持参します。
《一般道走行時の注意点》
〇車間距離を十分にとります。
〇速度は法定速度以内で余裕を持って運転します。
〇“急”のつく運転はしません。安全確認をしっかり行います。
〇交差点は交通が集中する場所なので、特に慎重に運転します。
〇下り坂のカーブでは必ず減速します。その際、エンジンブレーキ、排気ブレーキを有効に
使用します。
〇踏切通過時、しっかり確認し、すやかに通過します。
《高速道路走行時の注意点》
〇スピードを抑制して運転します。
〇必要十分な車間距離をとります。
〇雨の日は、特に前述2点を意識ます。
《積み降ろし時の注意点》
〇指定された位置に車両を停めて輪止めをします。
〇火気、火花は厳禁です。また、静気発生防止をします。
〇車両から離れず、荷受けを行うの危険物取扱者と相互に積み降ろを確認します。
万が一の事故発生時にも適切な対応を!
★あわてずに必要な措置を適切に実施する。
①事故発生時の応急措置
ハザードランプと停止表示板(三角表示板)などで事故を知らせます。事故発生を大声で告げ
風上などの安全な場所に人を移動させます。付近の可燃物を遠ざけます。
②緊急通報
消防・警察に事故発生の通報を行います。(いつ、どこで、 なにが、どうした、けが人の有無、
自分の名前など)
③緊急連絡
会社と荷主に連絡し、事態・ 状況をはっきりと伝えます。
④漏洩・飛散
危険性の有無を確認し、可能であれば漏洩を止める措置をとります。
(イエローカードの記載に従う)
⑤周辺火災
危険性の有無を確認し、近隣住民の避難を優先させるか、消火を行うかを判断します。
⑥引火・発火
もし引火・発火した場合は、 消防・警察に通報し、近隣住民を避難させます。
⑦救急措置
安全な場所へ移動し、「皮膚や目への付着」「吸入していないか」を確認します。
(イエローカードの災害拡大防止措置に記載された内容に従って応急手当を行います)

タンクローリーの車両特性
★重心が高い、荷の液体が動くことで重心が動く。
タンクローリーの車両特性を踏まえ慎重に運転すべき
タンクローリーは、車両の重心が高いことに加え、石油類などの液体を積載していることから
事故リスクにつながる車両特性を有しています。タンクローリーを運転するドライバーは、
次に挙げる車両特性を踏まえ、十分に注意して慎重に運転する必要があります。
《タンクローリーの注意すべき車両特性》
〇通常においても、重心が高いことにより横転の危険性が大きい車両です。
〇走行中にタンク内で液体が動くことによって、さらに横転リスクが増えます。
〇カーブや交差点で急旋回するときには、遠心力で積荷の液体が外側に片寄ります。
〇急ブレーキや急発進など、“急”のつく運転をすると、前または後ろに積荷が片寄ります。
〇トレーラタイプの場合には、ジャックナイフ現象など、特有の現象を生じやすい車両特性が
あります。
タンクローリーの運行上の注意事項
★積荷が有するリスクを意識し、危険の抑制に努める。
人ごみを避ける、火気を避けるなどの注意が必要
タンクローリーは、石油類などをはじめとした危険物や高圧ガスなどを積載して運ぶ場合が
多くあります。そうしたタンクローリーを運転するドライバーは、積荷が有するリスクを意識し、
危険を抑制するように心がけ、行動することが求められます。
≪運行中の注意事項》
〇高圧ガスなどの輸送の場合には、 ガスの温度を常に40℃以下に保ち、 ガスの温度の
上昇を防ぐため、水をかけたり、日陰に停めるなどの対応が必要です。
〇繁華街や人ごみは避けて通行します。
〇上方の障害物には注意が必要です。車両の高さよりもタンクの高さが高い場合には、高
さ検知棒を設置しましょう。
《駐車時の注意事項》
〇人の集まる施設、文化財等の重要な施設、住宅密集地に近い場所での駐車は避けます。
〇交通の流れが連続していなくて、 火気のない広い場所に駐車します。
〇駐車中には、やむを得ない場合を除いてドライバーは車両から離れないことが必要です。
やむを得ず離れる場合にも、監視できる場所にいるようにします。
baibaikin

毎度、中山さんです。

『交通安全研修会』に参加のため、
トラック協会に行って来ました。
時間前にエントランスにて待機。

さて、今回の『交通安全研修会』は、
近年、交通事故発生件数は減少傾向にあるものの、
自転車、電動キックボード等による事故が目立っていることを踏まえ、
最近の交通事故情勢と改正道路交通法の概要及び、
全国で運用が開始されているマイナ免許証の概要について理解を深め
従業員への交通事故防止と安全運転管理の徹底を図るため、
最近の交通事故情勢と改正道路交通法の概要及び全国で運用が開始されているマイナ免許証の概要について理解を深め
従業員への交通事故防止と安全運転管理の徹底を図るため、警視庁の担当官をお招きし、交通安全研修会を開催。
今回、中山が参加した研修では、
-
最近の交通事故情勢の分析
-
改正道路交通法の概要
-
全国で運用が開始されている「マイナンバーカードを活用したマイナ免許証」
について理解を深めました。
マイナ免許証の概要とメリット
国としてマイナンバーカードと運転免許証の一本化を推進しており、次のようなメリットがあると説明がありました。
-
住所変更手続きのワンストップ化
本籍・住所・氏名に変更が生じた場合でも、公安委員会への変更手続きが不要。 -
オンライン講習の導入
運転者講習の利便性が向上。 -
経由地更新の拡大
住所地以外の公安委員会でも更新手続きが可能。 -
手数料の新設
制度運用に伴い新たな手数料が設定される。
物流業界における現状と課題
一方で、当社を含む物流業界では、乗務員さんが出庫・帰庫時に点呼を受ける際、運転免許証の確認が必須です。
また、アルコール検知器の使用時にも運転免許証が必要となります。
そのため現状では、マイナンバーカードと運転免許証の両方を保持する必要があることも確認されました。
まとめ
今回の研修を通じて、制度の変化や利便性だけでなく、実務上の課題についても理解を深めることができました。
当社では引き続き、従業員一人ひとりの安全意識向上と法令遵守を徹底し、安心・安全な物流サービスの提供に
努めてまいります。
baibaikin





























